皆さんこんにちは!
ご自宅に消火器はありますか?
この記事では、おススメの家庭用消火器をご紹介していきます。
結論から言ってしまうと、
消火能力:粉末タイプ>消火液タイプ>エアゾールタイプ
後片付け:エアゾールタイプ=消火液タイプ>粉末タイプ
設置保管:エアゾールタイプ>消火液タイプ=粉末
それでは、消火器の種類や注意点、おススメ3選をご説明していきます。
そもそも、自宅に消火器なんて必要なの?
僕は必要だと思うよ!
何かあってからだと遅いしね。
う~ん。
今まで家で消火器なんて使ったことないから、なかなか必要なイメージがわかないなぁ。
それは、はむ子が運良く火災になりそうな場面に遭遇してないからだろうね。
調理中やタバコの不始末などなど、火災の原因はごく身近にひそんでいるんだよ。
なるほど~!
使わないに越したことはないけど、万が一のために家庭にも消火器を常備したほうが良いって事なのね!
そうだね!
一言に消火器と言っても種類があるし、大きさも様々なんだ。
今回は家庭用消火器の種類と、僕がおススメする消火器を5つ紹介していくね!
また、消火器置き場や消火の際の注意点も解説していくね!
はーい!
よろしくお願いします!
消火器の種類
消火器の種類は、大きく分けて3タイプあります。
それでは順に見ていきましょう!
粉末タイプ
一番良く目にするタイプの消火器です。
細かい粉を噴射し、消火を行います。
浸透力が低い為、再燃の可能性はありますが他のタイプに比べて、消化能力が高いのが特徴です。
しかし、粉末を噴射するため視界が遮られやすく、消火後の後片付けは一番大変です。
消火能力に重点を置いて、消火器を選びたい方にはおススメです。
強化液タイプ
粉末ではなく、強化液にて消火を行うタイプになります。
粉末が飛び散ることがない為、視界良好な状態で消火活動が行えます。
また、粉末タイプと違い浸透力が高い為、再燃の可能性は低くなります。
そして、消火後の掃除がし易いというメリットがあります。
デメリットとしては、消火スピードが粉末タイプに劣ります。
また、粉末タイプより、重量が少し重たくなってしまいます。
小規模な初期消火に向いたタイプです。
エアゾールタイプ
スプレータイプの簡易的な消火器です。
取り回しがしやすく、置き場所にも困りません。
しかし、消火能力は先述の2タイプに劣ります。
あくまでも、初期消火や消火補助としての使用に適しています。
また、エアゾールタイプは火災種類によって下記の2種類の物があります。
・潤滑油入りの水を用いてるもの
・二酸化炭素を用いてるもの
潤滑油入りの物は、ストーブ火災や天ぷら油火災向きです。
一方の二酸化炭素を用いてるものは、電気火災向きとなります。
おススメ消火器5選
一番のオススメは、エアゾールタイプの消火器です。
あくまで初期消火用ですが置き場に困らないサイズであり、スプレーと同じ要領で使用できるため一番使いやすいです。
2番目のオススメは、強化液タイプの消火器です。
消火能力も高く、後片付けも粉末消火器に比べると段違いに楽です。
何よりもご自宅に置く事を考えると、仰々しく赤い如何にも「消火器!!」ですとお家の雰囲気も崩しかねません。
その点、こちらの消火器はかわいらしい緑色の消火器ですので、「いかにも感!」が出ません。
3番目のオススメは、消火能力重視の粉末タイプです。
やはり消火器は、火を消してなんぼ!と、お考えの方におすすめです!
お家に置くとなると、それなりの存在感は出てしまいますが、いざという時にはその存在感が良い方向に働いてくれるでしょう。
消火器の置き場に関する注意点
意外と勘違いしがち、消火器の置き場です。
火が出る場所というと、キッチンのコンロを思う浮かべますよね???
そんな時に、一番火元に近い場所に置くのが良いと考えてしまうのではないでしょうか?
この考え、実はNGなんです。
もし仮に、キッチンのコンロ下に消火器を保管しておいたとします。
そのコンロから出火した場合、火が出ている所まで消火器を取りに行かなくてはなりません。
危険な火元まで、自身が消火器を取りに行かなくてはならないのです。
非常に危険です!
一番良い消火器の保管場所は、火元になりそうな場所ではなく、火元になりそうな場所の近くに置くようにしましょう!
キッチンではなく、リビングやダイニングの棚とかが良いかと思います。
保管の際の注意点
家庭用消火器は業務用とは異なり、法定点検義務がありません。
ですが、定期的な自主点検は行ってください。
具体的な点検内容としては、圧力計や封印シールに異常が無いか、容器に凹みや破損がないかなどです。
また、点検義務はありませんが、使用期限はしっかりありますので、確認をしておくようにしましょう。
使用後の処分方法
皆さんが、意外に知らないのが使用後の処分方法についてです。
エアゾールタイプは普通の缶スプレーと同じように廃棄することが出来ます。
ですが、粉末タイプと強化液タイプの消火器は、販売店やメーカーの営業所が特定窓口・指定引き取り場所となっており、手数料を払ってリサイクル依頼をする必要があります。
販売店やメーカーに直接確認を取るようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
いざという時、消火器あったがために、火災にならずに済んだという例も少なくありません。
設置義務は無いにしても、絶対に一家に一台は消火器を置いておくようにして下さい!
置き場所や、定期点検も忘れないようにして下さいね!
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
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